探偵のメディア実績はあてになる?

企業やサービスの宣伝に「メディア実績」を用いているのをよく見かけませんか?

探偵業界も例外ではなく、このメディア実績を大々的に誇っている探偵社を見かけます。

果たしてこの探偵のメディア実績、一体どれくらい信用できるのでしょうか。

メディア実績というのは大まかに3種類に分かれると思います。

㈰お金を払ってメディア実績を作った。

ご存じの方も多いかもしれませんが、メディア実績というのは作り出すことが可能です。

なぜなら、このメディア実績を作る商売=営業をしている会社があるからです。

「雑誌〇〇に取材された」「〇〇という書籍を出版した」などのパターンが多く、営業はネットで調べたところに片っ端にかけているので、むしろ多くの探偵事務所がこの営業をかけられているかもしれません。

お金を払って食べログで上位の評価をしてもらうようなものです。

つまり表向きはメディア実績ですが、実態は完全に「広告」と同じでステルスマーケティングの一種と言えるのではないでしょうか。

㈪取材できる相手を探しているメディアが宣伝などで目立っていた相手に連絡して申し込んだ。

「××テレビの番組△△に協力しました」

そもそもメディアは取材源を必要とするので、番組制作会社などが番組を作る際に取材協力してくれる相手を探していることがよくあります。

こういった時はネットで目立つ広告を出しているところにまず連絡が行くものです。

制作会社側は取材源が得られ、探偵側は番組へ協力のクレジットが出されるなどの宣伝やメディア実績が作れるのでお互いにメリットがあります。

決して優秀だとか信頼できる探偵社だとか第三者に評価された結果でメディア実績があるというわけではなく、両者のメリットが一致した結果です。

㈫大きな結果や優秀な実績を上げて話題になったため、取材や出演の依頼が来た。

残念ながら探偵業界ではこのケースは皆無と言っても差し支えないと思います。

なぜなら探偵業には守秘義務があり、自身の行った仕事について第三者に情報やデータを提供することはできないからです。

結果や実績を評価するのが第三者である以上、こういった事態が起こりようがないのは明白と言えます。

探偵のメディア実績はあてにならない

これでもかというぐらいいくつもメディア実績を掲載しているのを見ると、宣伝や広告にそれだけお金を使えるのが羨ましく感じるこの頃です。

美容やファッションなどにお金をかけて見た目を良くするのに何だか似ていますね・・・。

「広告」は広告であることを明確にしなければならないのですが、

これらのメディア実績は実質的に広告・宣伝であるのに別の言葉で言い換えているだけのものもたくさんあります。

あまり自身の働く業界を貶めるようなことは言いたくないのですが、考えてもみてください。

そもそもこれからご自身がひそかに依頼していた探偵事務所の人間が、全国放送のテレビやインタビューで経験談などをペラペラしゃべっているのを見たとしたら、

逆に不安になりませんか。

情報漏洩や守秘義務に関して安心したいとは思いませんか。

そのような考えをお持ちの方はむしろ、メディア実績に乏しい探偵事務所を選んだ方が宜しいかもしれません。