探偵の宣伝・広告

探偵にはひそかに相談・依頼するというイメージがありますが、意外と多くの宣伝・広告が存在します。

まずは自社を知ってもらわないことには仕事を得ることができませんので、

どの探偵事務所にとっても宣伝活動は生命線とも言えます。

探偵広告にはどんなものがあるのかとその説明を記載してみました。

㈰インターネット

他の業界でもそうかもしれませんが、現在の探偵業界でも広告の主流と言えます。

主流かつ最も手軽な手段ということで、探偵業界でもネットにおける宣伝競争は極めて激しいものとなっています。

インターネットで広告を出す場合は、まずWEBサイトを用意してアクセスしてもらうことが目的となりますが、

アクセスしてもらうには「インターネット広告を出す」か「検索上位になる」のどちらかが主な方法となります。

その中でも目立つために相談者を誤解させるような宣伝文句を使用している探偵・興信所もよく見かけます。

最も数多いのは「実際にかかる料金よりも安く見せかける」というものです。

ほぼすべての探偵事務所が調査員2名以上で依頼を受けているにもかかわらず、宣伝では1名分の料金をアピールする風潮が出来てしまっているのです。

㈪ポスター

一部の探偵社が街中のいろいろなところに貼っているのを見かけます。

ただ、許可なくどこでも貼っていいということは決してなく、ましてや今の時代は個人宅でも貼らせてくれるということはそうそうありません。

一般人であっても「広告料」を稼ぎの手段にできるとの認識が広がっており、

宣伝のためのポスターを貼る場所を無償提供してくれるようなお人よしがいる時代ではなくなってきています。

費用対効果を考えても大量に貼るには相当の資金か何らかのコネがない限り難しいのはないでしょうか。

㈫看板

街中や駅構内などにあるのを見かけますが、掲載料が高いためか一部の探偵社しか出していません。

電車内広告で宣伝している探偵社も見かけます。

このあたりになってくると掲載料はかなりの額になってくるのではないでしょうか。

㈬チラシ

ポストに探偵社のチラシが入れられていることがないですか?

チラシ配りも一部の探偵社のみが行っており、主にフランチャイズ形式をとっている探偵社がやっています。

「チラシは迷惑」という意見もあるくらいなので、実際のところどの程度の宣伝効果があるのかは疑問なのですが、

これは大手新聞と新聞配達店の関係性と似たようなもので、必要なくても探偵社本部からチラシを買い取らなければならないルールがあるんですよね。

㈭テレビ等メディア出演

テレビ番組に取り上げられたり、取材協力をすることによって知名度が上がることが考えられます。

探偵業界の場合「優れているからメディアに出演する」ということはほぼ100%ありません。

何しろ守秘義務があるために、自社の成果やその内容を第三者に口外することができないからです。

知られなければ優秀かどうかを判断される機会さえありません。

つまりメディア出演はすべて宣伝前提の話であり、ネットで目立っていればいつかメディア側から取材協力や営業の電話がかかってきます。

大々的な宣伝をするのは一部の探偵社だけ

上記のように宣伝・広告の種類を挙げてきましたが、全ての宣伝方法を大々的に取れるのはおそらく資金豊富な一部探偵社だけだと思います。

同業目線としてはそれだけの宣伝ができる資金力を羨ましいと感じることもあります。

しかし、それら宣伝・広告資金の原資が何かと考えると、通常は依頼者からの報酬なんですよね。

結局「調査料金を高くしなければ宣伝費に使える利益など出ない」のではないでしょうか。

大々的な宣伝をするには多額の資金が必要→多数の依頼をこなす必要がある→多人数が必要→当然その分の人件費がかかる

→調査料金で利益を多く取る必要がある→多数の依頼を取るために大々的な宣伝が必要→多額の資金が必要

依頼者から高い調査料金を取って宣伝費につぎ込むというループです。

営利企業としては普通のことかもしれませんが、依頼者を騙したり泣かせたりするようなことはしないで欲しいですね。